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ノートパソコンを使って eラーニング コースを受講している人。

「AI を活用した eラーニング プログラム制作」ウェビナーの要約

ライオンブリッジの eラーニング専門家が AI 技術の影響とその効果的な活用方法を解説

eラーニング プログラムのエンゲージメント向上と目標達成に向けて、生成 AI (GenAI) 技術を活用するにはどうすればよいのでしょうか。

当社のウェビナー「AI を活用した eラーニング プログラム制作」では、そうした疑問をテーマとして取り上げています。

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当社の eラーニング専門家であるジャスミン チェイビス、ベッツィー トッテン、フィル ケネディが、以下のトピックについて解説します。

  • 関連する AI ツール オプションと、eラーニングの開発時とコース内で AI を活用することのメリット
  • AI 活用の評価と推奨される次のステップ
  • AI 技術をベースとした eラーニング開発に向けた当社のサポート

こうした内容にご興味があれば、当社のオンデマンド ウェビナーをぜひご視聴のうえ、当社のリソース ページもご覧ください。また、本ブログ記事でもこのセッションのハイライトをご確認いただけます。

当社の他のウェビナー動画を視聴するには、「ライオンブリッジのウェビナー」ページの一覧からご覧ください。

eラーニングの取り組みのどの部分に AI を適用できるか

AI は eラーニングのさまざまな段階に取り入れることができます。

立案: AI が生成するアイデアを通じて eラーニング コースに取り組む人々に新たなインスピレーションを与えることで、より活発なブレインストーミングを促進できます。

コース開発: AI によってテキスト コンテンツや画像の生成、ボイスオーバーの追加、トレーニング資料から別の資料へのコンテンツの変換などを行うことができます。

学習者の評価: AI を利用して評価を自動化し、学習者にフィードバックを瞬時に提供しつつ、追加のサポートが必要な分野を特定することができます。

コンテンツ キュレーション: AI を活用したデータ分析により、学習者がどのようにコンテンツを利用しているかについてのインサイトを得ることができます。このインサイトを活用して、eラーニング プログラムを改善・調整できます。

AI 活用に向けた準備体制を評価する

AI を eラーニング戦略の一環として活用するための知識を増やすには、ぜひ当社の eラーニング ミニコースにご参加ください。このコースでは、御社の eラーニングの取り組みにおいて AI を最も効果的に活用できる段階や、AI の導入にまつわるコスト上の検討事項について詳しく説明します。このコースにアクセスするためのログイン パスワードは「LBTraining2024」です。

現在利用できるツール オプション

昨今では eラーニング分野の発展にともない、eラーニング体験のさまざまな側面を強化する多彩な AI 搭載ツールが登場しています。ここでは代表的な AI ツールと、それらが学習ニーズにどのように応用されているかをご紹介します。

コース内のチャットボット: インタラクティブな対話を行い、フィードバックを即座に提供することで、学習者のエンゲージメントを向上させます。

マシン ラーニング (ML) アルゴリズム: 学習者の行動やパフォーマンスの分析、おすすめの学習教材の提示、各自の進捗状況に応じた難易度の調整を行うことで、学習パスをパーソナライズし、多様な学習者のニーズに応えることができます。

自然言語処理 (NLP): 評価を自動化して、エッセイや自由形式の回答を採点し、改善が必要な箇所を特定することができます。

コンテンツ推奨エンジン: 学習者の好みや過去のやり取り、パフォーマンスなどに基づいて、関連するコンテンツを提案し、コンテンツ配信を強化することができます。

立案・コース設計ツール: 小テスト、要約、その他の学習資料を作成して、コンテンツの質を高めることができます。

画像生成ツール: コースの内容に合わせてカスタマイズした画像、表、視覚教材を作成することで、理解度を高め学習意欲を向上させることができます。

ボイスオーバー用 AI 音声/ビデオアシスタントとしての AI アバター: さまざまなツールや技術を活用して eラーニングのアクセシビリティを大幅に高めることで、障がいを持つ学習者がより簡単にコンテンツを利用できるようになります。たとえば、テキスト読み上げ (TTS) ツールではテキストを音声に変換し、音声文字変換 (STT) ツールでは音声コンテンツを文字に書き起こすことができます。

AI 活用型の言語翻訳サービス: 各コースの教材を学習者の母語で提供することで、理解度を高めるとともに包括性も推進できます。

AI を活用した分析:  講師向けガイドや受講者向けガイドなどのさまざまなコース アセットを業務用の参考資料に変換することで (eラーニング コンテンツをインフォグラフィックに変換するなど)、講師やコース設計者がこれを活用できるようになります。

スマートフォンを使って eラーニング コースを受講している人。

eラーニングの取り組みに AI ソリューションを活用することのメリット

AI ソリューションがもたらす数多くのメリットを利用すれば、eラーニングの取り組みを大幅に強化できます。

最も大きなメリットとしては、コースの構築にかかる時間の短縮、コース開発のコストの削減、コンテンツ配信の強化による学習者のエンゲージメント向上、コンテンツの質の向上、AI が生成する視覚教材、そして多言語のグローバル オーディエンスを含む、多様で幅広い層の学習者に対応するためのアクセシビリティの向上などが挙げられます。

AI ソリューションを利用すると、コース設計担当者はより戦略的なタスクに集中できるようになり、最も効果的なコンテンツ形式を判断するための情報も得られます。これにより、コンテンツ配信について十分な情報に基づく決定を下せるようになり、最終的には学習体験を向上させることにつながります。

eラーニングの取り組みに AI ソリューションを活用する際の制約事項

AI を活用することのメリットは魅力的であり、AI ソリューションの利用は検討に値しますが、同時に AI 技術の限界を認識しておくことも重要です。現時点におけるそうした制限事項を理解しておくことは、十分な情報に基づく決定を下すうえで欠かせません。注意が必要な事項には次のようなものがあります。

  • テクノロジーだけでなく、場合によってはインフラストラクチャに対しても金銭的投資を行う必要がある。
  • ツールによっては、技術を使いこなして専門的スキルを身につけるために時間的な投資が必要になる場合がある。
  • AI により、偏ったコンテンツ、不正確なコンテンツ、定型的なコンテンツなど、質の低いコンテンツが生成される可能性がある。
  • すべての AI ソリューションにセキュリティ対策が施されているわけではないため、データ セキュリティとプライバシーの欠如により、機密情報が危険にさらされるリスクがある。
  • 質の高いコンテンツやビジュアル アセットを確保し、発生した技術的問題に対処するために、人間による継続的な監視が必要である。

費用対効果の分析

AI ソリューションのメリットが、時間的・金銭的な投資に見合うものであるかどうかを判断する際には、以下のチェックリストをご活用ください。
  • 拡張性 — AI ソリューションにより、ニーズの高まりとともに拡張し、増加するデータやユーザーによる負荷を効率的に処理できるか。
  • 柔軟性 — AI ソリューションは、eラーニング戦略の将来的な変化や技術の進歩にどの程度適応できるか。
  • 成長の可能性 — AI ソリューションは、長期的な成長や、他のシステムまたはプラットフォームとの連携に対応できるか。
  • 適応性の要因 — AI ソリューションが新しい要件や進化する教育ニーズに適応するうえで、どのような要因が重要になるか。

eラーニングに AI を活用する取り組みにライオンブリッジとの連携が役立つ理由

eラーニング ツールに関連する無数の選択肢を検討したり、その他の考慮事項にも対処したりする必要があるため、eラーニングの取り組みに AI を効果的に取り入れることは容易ではありません。ライオンブリッジは、こうした課題の解決を支援する専門サービスを提供しています。eラーニング教材の制作、ローカライズ、公開について業界をリードするライオンブリッジでは、お客様独自のビジネス ニーズに合わせて設計された、AI 活用型の包括的なソリューションを提供しています。

最先端のテクノロジー、強固なセキュリティ対策、そして専門分野に特化した機能への投資を続ける当社のサービスをぜひご活用ください。当社ではニーズの評価から立案、音声・ビデオ制作、コース提供、国際化まで、eラーニング プロジェクトのあらゆる要素を包括的なソリューションを通じて専門的に解決いたします。ライオンブリッジは、Training Industry, Inc. の「2024 AI in Training Watch List」で、注目すべきプロバイダーの 1 社として選出されました。

当社はグローバルなプレゼンスと多様性に富む人材を活かしてサービスの規模を拡大し、さまざまな業界や地域のベスト プラクティスを採用して、お客様の要件に合わせたソリューションを提供しています。当社ではお客様が eラーニングコースを公開される前に、特定の人口統計属性を備えた集団を対象に、高度なツールを使って A/B テストを行い、実用的なフィードバックを提供することができます。こうしたサービスにより、最高水準の品質と妥当性を備え、ユーザー エンゲージメントの向上にもつながるコース内容に仕上げることができ、当初の目標も確実に達成することができます。

eラーニングに関する専門知識と実績、技術、グローバルな人材ネットワークを備えたライオンブリッジにぜひお任せください。eラーニングに関する御社の取り組みを当社が全力でご支援いたします。

「当社では、AI を活用して eラーニングを開発するための包括的なエンドツーエンドのソリューションをご用意しています。ワークフローやチーム内でこうした技術のテスト、使用、導入を行う際は、ぜひ当社の専門技術をご活用ください」

— ライオンブリッジ マネージド サービス担当ディレクター、フィル ケネディ

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AI サービスをインテリジェントに導入して eラーニングの取り組みを強化するには、ぜひ当社の専門家によるアドバイスをご活用ください。

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執筆者
ジャネット マンデル

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