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ライフ サイエンス企業向けに特化した AI サービスは、業界に革命をもたらしました。ICH による医薬品開発の規制調和の取り組みが開始された 1990 年代以降スタンダードとなっていた、従来のコンテンツ作成、処理、翻訳の手法は、AI の登場により変化の時を迎えています。ライフ サイエンス業界では、ライフ サイエンス関連文書の作成やライフ サイエンス分野向けの言語サービスに AI を活用するための新しいベスト プラクティスの確立に向けた模索が続いています。特に、以下の領域が重視されています。
ライオンブリッジは、ライフ サイエンス業界で競争力を維持するための戦略として、製薬企業のお客様にライフ サイエンス企業向け AI サービスの導入を本格的に検討することをおすすめしています。
このブログ シリーズでは、医薬品の製品ライフ サイクルの各段階についてコンテンツと言語の面から考察し、規制対象の医薬品に関連する翻訳において LLM を効果的かつ安全に活用するための指針をご紹介します。第 1 回目のブログ記事では、市販前段階について取り上げました。本稿では、新規医薬品の市場投入段階について詳しく解説します。
新規医薬品の市場投入プロセスは、実際の発売日のずっと前から始まります。医薬品は通常、対象市場の状況、償還制度、地域固有の価格状況を考慮して入念に作成された計画に従って市場投入されます。医薬品の市場投入戦略には、市場やステークホルダーの要件に対応するために必要ないくつかの要素が含まれます。新製品上市を商業面で成功させるうえで重要な要素としては、次のようなものがあります。
早期から積極的に取り組むことで、マーケティングの初期段階において、新薬のための強力なグローバル情報発信プラットフォームを構築できます。ブログ シリーズの第 1 回ではターゲット プロダクト プロファイル (TPP) について取り上げました。TPP は多くの場合、医薬品の目指すべき商業上のプロファイルの概要を定義するために、医薬品開発の初期段階で作成されます。製薬企業は、TPP を作成する際には保険者と患者代表者にも協力してもらう必要があります。また、製薬企業は医薬品の主な評価項目と価値提案を明確にする必要があります。医薬品の市場投入は複雑なプロセスです。ステークホルダーはさまざまな言語を使用しており、患者が体験するプロセスも複雑です。
Deloitte Center for Health Solutions のレポートによると、製品の市場投入を成功させるには包括的な戦略プランニングが不可欠です。このレポートでは、米国で 5 年間に発売された全医薬品のうち 3 分の 1 が、発売後初年に市場における想定目標を達成できなかったことが報告されています。想定目標を発売当初に達成できなかった医薬品の約 70% は、その後も十分な成果を得ることができていません。医療におけるアンメット ニーズは製品の市場パフォーマンスに影響します。しかし、情報伝達とステークホルダーの関与も、製品の採用、コンバージョン、ポジショニングにおいて中心的役割を果たしています。そのため、グローバルな製品市場投入戦略には言語およびローカリゼーション戦略を組み込む必要があります。これにより、製品メッセージの正確性と一貫性を向上させるとともに、複数の市場や以下のような顧客セグメントに合わせてメッセージをカスタマイズできます。
言語戦略は翻訳のみにとどまらず、スタイルのニュアンス、用語、読みやすさも考慮したものにする必要があります。これらすべての要素は、さまざまなステークホルダーや情報伝達の状況に対処するうえで役立ちます。
AI は、製品の市場投入における言語面の成果向上を促進するための選択肢の一つとして検討する必要があります。リスクを着実に管理し、市場投入に関する情報発信に使用するコンテンツの作成に適切な言語ワークフローを設定できれば、AI は安全かつ効果的なツールとなります。大規模言語モデル (LLM) は、特に市販前段階から引き継いだ言語資産を活用できる場合、グローバル市場投入プログラムに大きなメリットをもたらす場合があります。LLM を利用することで、市場投入プロセスにおける言語サービスの実施を最適化できるだけでなく、製品のポジショニングにおいて言語面の一貫性を確保することもできます。医薬品に関するメッセージと販売上のポジショニングは治験薬の開発中に具体化し始めて、臨床データ、関連文書、ラベルの記載事項の作成が進行するにつれて形作られていきます。ライフ サイクル全般にわたる AI 言語戦略を市販前段階から設定することで、R&D 段階から市場投入段階への言語資産の移行が可能になるとともに、効率化とコスト削減も推進できます。さらに、非常に重要な点として、製薬企業内の組織のサイロ化や、市販前段階から市場投入段階へ言語資産が引き継がれないことにより発生する、製品メッセージの一貫性の欠如という問題の解決にもつながります。コスト削減以外にも、AI の活用には以下のようなメリットがあります。
医薬系翻訳サービスや、医薬品の開発ライフ サイクルにおける AI とライフ サイエンス向けローカリゼーション サービスの利用にご興味のある方は、ライオンブリッジにぜひお気軽にご相談ください。当社は、開発のあらゆる段階に対応したライフ サイエンス分野のコンテンツ翻訳および各種ソリューションを数十年にわたり提供してきた実績を持ち、ライフ サイエンス分野における AI 活用に特化した言語ソリューションもご用意しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。