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コミュニティ メンバーの紹介: クラウディア R.

英語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語への翻訳を担当するライオンブリッジの翻訳パートナー

コミュニティ メンバーの紹介」ブログ シリーズをご覧いただきありがとうございます。このシリーズでは、インタビューを通じて当社のパートナーをご紹介しています。ライオンブリッジのパートナー コミュニティは当社の原動力であり、熱心に取り組むパートナーの存在なしには、障壁を打ち破り、架け橋を築き続けることはできません。

今回は、イタリアのモデナに住む英語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語の翻訳パートナー、クラウディア R. をご紹介します。

ライオンブリッジ コミュニティのメンバーとなって最も良かったことは何ですか。

まるで家族のような、ライオンブリッジのコミュニティの一員であることを嬉しく思っています。バイリンガルとして育った私は、異なる言語を話す人々にいつも囲まれていました。そんな環境のおかげで、世界が多様性に満ちていることは常に肌身に感じていました。実際に、ライオンブリッジ コミュニティのメンバーは文字どおり世界中にいるのです。ポーランド、コスタリカ、インド、ブラジル、スペイン、スイス、フランスなど、どの国にもメールにすぐ返信してくれたり、難しいプロジェクトをサポートしてくれたりする仲間がいます。多様性と包括性。これが私が最も気に入っている点です。

Claudia R., Lionbridge translation community member

この業界に携わることになった経緯を教えてください。

家族のおかげで、私は基本的に小さなころから複数の言語を話せました。今でも覚えているのは、私が 4 歳の時のことです。スーパーのレジで会話ができずにいた外国の女性を見かけました。これが私にとって非常に重要な瞬間となりました。このころから、障壁を打ち破って人々の架け橋となりたい、というはっきりと明確な理想を持つようになりました。それからは時折母に言うようになりました。「いつか、人々がお互いを理解しあうための力になりたい」と。

同時通訳者になるために、通訳者、翻訳者のための学校で勉強しました。専門分野は多岐にわたります (ライフ サイエンス、字幕、ファッション、ゲーミング、技術翻訳、eラーニング、マーケティング、プレス リリース、航空宇宙、金融、経済、法務、歯科など)。学校では自分の講座を持って教鞭をとるようになりましたが、その後、フルタイムの翻訳者として働くようになりました。もちろん、リモート通訳者としても働いています。

ライオンブリッジのパートナーとしての一日を教えてください。

朝 9 時に起床して新しいプロジェクトがないかどうかメールを確認し、チーム メンバー全員とコミュニケーションを取って状況を確認します。チーム メンバーは世界中にいます。一部のメンバーは特定の時間になるまでメールのやり取りをしないことにしているようです。最近ようやく、メンバーのスケジュールを把握し始めているところです。紅茶を一杯飲んでから、その日で一番急ぎの仕事に取り掛かります。そして翌日以降の段取りをつけます。勤勉なほうですが、夕方 5 時にはパソコンの電源を落とすようにしています。こうすることで、その後の夜の時間を自由に過ごせるからです。

この業界でのキャリアをスタートさせたばかりの人たちにアドバイスするとしたら、どのようなことをアドバイスしますか。 

学び続け、トレーニングを続け、決して「できない」とは言わないこと。異なる分野の専門知識を習得するようにしましょう。私たちは皆成長し、改善することができます。たとえ失敗しても、自らを省みて学習し、最高の専門家から学ぶことができます。そしていつか、目標を達成できるのです。 

もちろん、周りに手を差し伸べてくれる人たちも必要です。私たちはみな同じ人間です。お互いを助け合う必要があります。なので私は、レビュー担当者として同僚をサポートすることもあります。翻訳の最もよかった部分を挙げたり、役に立つリンクや資料、アドバイスなども提供したりできるように最善を尽くします。この世界で一人きりということはありません。ですが時に私たちは、自分たちが互いの存在なしには成り立たないことを忘れてしまいます。建設的なフィードバックを提供し、互いを高めあうことの重要性をとても大切にしています。

趣味や興味のあることなどを教えてください。

観光をするのが大好きです。毎日散歩に出て景色を眺め、新しい場所を発見するようにしています。その他にも、ヨガやダンス、ジグソーパズル、瞑想をするのも大好きですし、自然や海沿いも好きです。いつか必ず海の近くへ引っ越そうと心に決めています。

何か国語を話しますか。新たに習得したい言語はありますか。

英語、スペイン語、イタリア語、(ブラジル) ポルトガル語、それからフランス語を少し話せます。新しい言語を学ぶのが大好きなんです。

Claudia R., Lionbridge translation community member

あなたの母国語で好きな言葉やフレーズと、その理由を併せて教えてください。

「一瞬にして」または「In un batter d’occhio」という表現があります。この言葉は今の世界を表現していると思います。私たちは変化に迅速に対応し、新しい状況に適応しています。

好きな食べ物とその理由を教えてください。

健康的な食事が大好きなので、サラダと果物が好きです。

現在住んでいる国で最も好きなところはどんなところですか。

景観が変化に富んでいること。それに、この国の成熟した芸術や歴史が大好きです。 

旅行で訪れるとしたらどの国へ行きたいですか。その理由も教えてください。

近いうちにカナリア諸島に戻りたいと思っています。この場所とは特別なつながりがあるように感じるからです。

あなたが携わっている翻訳という仕事は、どのようなところが特別だと思いますか。

「変化し続ける」というところです。毎日違うチャレンジがあります。新しい言葉やトレンドにもついていく必要があります。

これまで携わった言語にかかわる仕事の中で、最もすばらしかったものはどんなものでしたか。

翻訳における最新のトレンドの一つに「トランスクリエーション」があります。これは、語調やコンテキスト、スタイルを維持したまま、ある言語でのメッセージを別の言語で伝わるように作り替える作業です。これはとても難しいことです。原文のメッセージがどのような意味を伝えようとしているか、読んだ人がどのようにメッセージを受け取るかを慎重に考える必要があるからです。場合によっては言い回しを変えたり、元のメッセージにはない言葉を補足したりしないと、意味を正確に伝えられないこともあります。字幕はその好例と言えます。字幕の場合、文章を短くまとめて 2 行で適切に表示させる必要もあります。

創造力を発揮すること、文章を書くことが好きなので、トランスクリエーションに携わることを楽しんでいます。発注元の企業が私の翻訳を気に入ってくれて、ロゴやマーケティング資料に私の仕事を採用してもらえたときには、とても誇らしく思います。

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