言語:
言語:
コンテンツ サービス
- 技術文書の作成
- トレーニングおよび eラーニング
- 財務報告書
- デジタル マーケティング
- SEO およびコンテンツの最適化
翻訳サービス
- 動画ローカリゼーション
- ソフトウェア ローカリゼーション
- Web サイト ローカリゼーション
- 規制対象企業向けの翻訳
- 通訳
- ライブ イベント
テスティング サービス
- 機能 QA およびテスト
- 互換性テスト
- 相互運用性テスト
- パフォーマンス テスト
- アクセシビリティ テスト
- UX/CX テスティング
ソリューション
- 翻訳サービス モデル
- 機械翻訳
- Smart Onboarding™
- Aurora AI Studio™
ライオンブリッジのナレッジ ハブ
- 良好な患者アウトカム
- ローカリゼーションの未来
- 最先端免疫学事情
- 新型コロナウイルス (COVID-19) 言語リソース センター
- ディスラプション シリーズ
- 患者エンゲージメント
- ライオンブリッジのインサイト
言語を選択する:
コンテンツ制作では、企業のメッセージを明確に伝える、魅力的な素材を作り上げることが重要です。翻訳サービスやコンテンツのローカリゼーション サービスを提供するプロバイダーは、コンテンツが別の言語でも同じように魅力的で明確な内容となることを目標にお客様をサポートします。その際に、当社のような一部のプロバイダーでは生成 AI 言語サービスを活用する場合もあります。このローカリゼーション プロセスにかかる時間が長いほど、依頼されるお客様は、効果的にコスト効率よくグローバル プロジェクトを展開することが難しくなります。
ローカリゼーション プロセスを短縮し、プロジェクトを迅速に進めるには、ローカライズしやすいソース コンテンツを制作することが大切です。また、生成 AI 言語サービス プロバイダーが提供する AI サービスや AI 戦略を利用することで、スケジュールをさらに短縮することも可能です。
短期間でローカライズ可能なコンテンツを制作する方法については、以下の、AI ソリューションの使用とコンテンツ制作に関する 10 のヒントをお確かめください。これらを参考にすることで、ローカリゼーション プロセスをスムーズに進められるようになります。
文章がシンプルであれば、その分翻訳は容易になります。原文が英語の場合は、「主語ー動詞ー目的語」という構成の標準的な英語の文章を使用し、複数の従属節を伴う複雑な文章は避けるようにします。一度に複数のことを伝えたい場合は、箇条書きや表を使って内容を整理します。
文章をわかりやすくするうえで最大の課題は、読みやすさとプロフェッショナリズムを両立させることです。専門的すぎる言葉の使用は控えると同時に、読者を見下すような表現も避ける必要があります。説教的にならず、率直に意図を伝えるようにしましょう。既存の内容のトーン (語調) を変えたいとお考えなら、文章のトーンを変更できる AI ツールの使用を検討してみてください。ライオンブリッジでは、AI ツールを活用してフォーマルなコンテンツをカジュアルなトーンに変更しています。
言葉は率直に使用することが重要です。世界中のオーディエンスに向けた文章の作成においては、プロに相応しい基本的な語彙が求められます。
1 語で伝わるところをわざわざ 2 語にしないようにします。できる限り簡潔で、一般的に使われている言葉を使用しましょう。1 つの名詞や動詞に対する修飾語は 1 つまでとし、さまざまな意味に受け取られる言葉は選ばないようにします。
迷った場合は、必ず 1 つのフレーズや文章で 1 つの内容を伝えるようにしましょう。
簡潔であることは重要ですが、明確さが損なわれてはなりません。1 つの言葉を省いたことで、文章の意味が伝わりにくくなることもあります。
たとえば次のような説明文があるとします。「You can change the language of the system using this software.」
この文章の意味は、「このソフトウェアを使用することによって、システムの言語を変更できる」ということでしょうか、それとも「このソフトウェアを使用しているシステムの言語は変更できる」ということでしょうか。
ここで次のように若干表現を変えると、後者であることが明確になります。「You can change the language of the system that is using this software.」
短くするためだけに、「that」や「who」などの関係代名詞を省略しないようにします。通常はこれらがあるほうが、翻訳が容易になります。
例:
The woman who is waving at us.
「The woman waving at us.」としないようにします。
能動態では、行為の主体に焦点が当たります。ほとんどの場合は能動態のほうが、受動態よりも意味が明確になります。
例:
能動態: 「The officer arrested the suspect. (警官は容疑者を逮捕した。)」
受動態: 「The suspect was arrested by the officer. (容疑者は警官に逮捕された。)」
能動態の文章のほうが、受動態の文章より翻訳も理解もしやすくなります。グローバル オーディエンスに向けた文章の作成では必ず、基本方針として能動態を使用してください。例外は、行為の主体ではなく行為そのものを強調する必要がある場合です。
たとえば、「He was robbed (彼は盗難にあった)」のような場合です。このように犯人の身元が分からない場合や読者に知らせたくない場合には、受動態が適しています。しかし、このようなケースはあまり多くありません。
慣用句とは比喩的な表現であり、元の言語でしか意味を成しません。たとえば、英語の慣用句「feeling under the weather (天気が悪い気分)」は、英語の話者には意味が通じます (「具合が悪い」の意味) 。しかし、これをそのまま別の言語に翻訳しても、意味がわからなくなることでしょう。ドイツ語やスペイン語の話者が直訳を読んでも、天気が何の意味を持つのかと不思議に思うかもしれません。
グローバルなブランドでは、慣用句を文字どおりに翻訳すると問題が生じることがあります。適切に翻訳されないと、ぎこちない文章になるだけでなく、最悪の場合は読者に不快感を与えることもあります。そのため、グローバルなコンテンツの作成時には、できるだけ慣用句を避ける必要があります。
単に慣用句を避けるだけでなく、慣用句が使用されている箇所を見つけてマーキングし、書き換えを支援する AI ソリューションの使用を検討するのも良いでしょう。AI ツールをトレーニングすれば、ツールで慣用句を識別できるようになります。そしてツール自体に変更の提案をさせることもできますし、人間のレビュー担当者がその作業を行ってもよいでしょう。
その社会固有の伝統的な言い回しや大衆文化的な表現は、同じ文化的背景を持つ読者に対しては効果があります。しかし、グローバル オーディエンスを対象にする場合、そのような表現は混乱を招いたり、距離を感じさせたりする可能性があります。
例:
グローバルなコンテンツで「秋」を表現する際に、アメリカの慣習である「trick-or-treating (トリック オア トリート、ハロウィンの合言葉)」を使用すべきではありません。
製品が成功することを英語で「hit it out of the park (場外ホームラン)」と言うことがありますが、世界には野球について知らない人が大勢います。
ジョークは楽しいものですが、それはオーディエンスがそれを理解できる場合に限られます。ユーモアは多くの場合、特定の文化圏に固有のものです。翻訳サービスを利用することがわかっている場合、ユーモアは慎重に使用するか、完全に避けるようにします。駄洒落はやめておきましょう。基本的に、言葉遊びがうまく翻訳される可能性はまずありません。また、翻訳先の文化圏で非常に重要視されている習慣や価値観を軽く扱わないようにすることも重要です。
プロの言語サービス プロバイダーは、翻訳メモリ (TM) と呼ばれる自動化されたメモリ ツールを使用することで、すでに翻訳処理が行われたコンテンツの再翻訳を避けています。TM を使用することで、お客様の時間とコストを節約できます。
翻訳済みのドキュメントがある場合は、関連するコンテンツを保存しておきましょう。更新が必要な箇所だけを更新するようにしてください。コンテンツ内に再利用できる部分が多いほど、LSP による翻訳完了までの所要時間も短くなります。
英語を母語とする人が文章を書く際には、繰り返しを避けるために同義語をよく使用します。しかしそのようにすると、翻訳が複雑になり、難易度とコストの上昇につながります。
同じ概念を表すのに複数の言葉を使用すると、新しい言葉を使用するたびに誤訳のリスクが生じます。「content (コンテンツ)」について書く場合は、「material (資料)」「articles (記事)」「pieces (文書)」などと言い換えず、「content (コンテンツ)」という言葉を使い続けましょう。必要ならば「pieces of content (コンテンツ群)」などを使用します。
言語サービス プロバイダーは、AI ツールにスタイル ガイドや用語集を関連付けることで、用語の一貫性を確保できます。これは翻訳の開始段階または最終段階で行うことができます。ツールは、用語の一貫性の不備をチェックして修正するのに役立ちます。
翻訳やローカリゼーションの対象となるテキストを作成する際は、翻訳先の言語では言葉の長さが変わる可能性が高いことを念頭に置いてください。たとえば、ドイツ語では文字数の多い複合語が使用されることが多く、英語の句全体が一語で表されることがあります。長い単語に対応できないフォーマットを使用していると、これによって問題が生じます。
ローカライズが必要なテキストを扱う際には必ず、ターゲット言語 (翻訳先の言語) にも対応可能なフォーマットになっていることを確認してください。ターゲット言語が右から左に記述される言語である場合も同様です。デザイン担当チームと連携をとり、フォーマットの汎用性を確保しましょう。
コンテンツ制作者は常にチームの一員ですが、ローカリゼーションを行う場合は特にその役割が重要になります。書かれた文章がデザインやローカリゼーション サービスに及ぼす影響を考慮しておけば、ローカリゼーション プロセスを短縮し、費用対効果を高めることができます。
自社のコンテンツに AI 活用型の翻訳・ローカリゼーション ソリューションを利用することをお考えなら、革新的なテクノロジーと数十年にわたる実績を備えたライオンブリッジにぜひお問い合わせください。コンテンツに関する目標についても、お気軽に当社の担当者までご相談ください。当社は TRUST フレームワークを通じて、それぞれのお客様の目標に応じた安全な AI 活用型ソリューションを提供しています。
ライオンブリッジでは、お客様のニーズをより深く理解し、課題を解決して海外市場へのリーチ拡大をお手伝いするうえで、当社の革新的な技術がどのように役立つかを詳しくお伝えしたいと考えています。これらの技術の活用についてご興味があれば、ぜひ当社までお問い合わせください。