言語:
言語:
コンテンツ サービス
- 技術文書の作成
- トレーニングおよび eラーニング
- 財務報告書
- デジタル マーケティング
- SEO およびコンテンツの最適化
翻訳サービス
- 動画ローカリゼーション
- ソフトウェア ローカリゼーション
- Web サイト ローカリゼーション
- 規制対象企業向けの翻訳
- 通訳
- ライブ イベント
テスティング サービス
- 機能 QA およびテスト
- 互換性テスト
- 相互運用性テスト
- パフォーマンス テスト
- アクセシビリティ テスト
- UX/CX テスティング
ソリューション
- 翻訳サービス モデル
- 機械翻訳
- Smart Onboarding™
- Aurora AI Studio™
ライオンブリッジのナレッジ ハブ
- 良好な患者アウトカム
- ローカリゼーションの未来
- 最先端免疫学事情
- 新型コロナウイルス (COVID-19) 言語リソース センター
- ディスラプション シリーズ
- 患者エンゲージメント
- ライオンブリッジのインサイト
言語を選択する:
ローカリゼーションは単なる翻訳とは異なり、コンテンツを言語や文化の慣習に応じて適合させる複雑な作業であり、一夜にして完成できるものではありません。モバイル アプリだけをとっても、2021 年のダウンロード総数は 2,300 億回で、収益は 2023 年までに 9,350 億ドルを超えると予想されています。海外市場へのグローバル展開に取り組む価値が十分にあるのは明らかです。
ソフトウェアの開発前にこのブログ記事をお読みであれば、間違いなく役に立つでしょう。プロジェクトのアプローチとして最も経済的なのは、早期段階でローカリゼーションの計画を立てる方法です。一方、既存のソフトウェアをグローバルに展開する場合は、ソース言語とユーザー インターフェイス (UI) の一部に調整が必要になることがあります。必要なのは、このプロセスを簡素化するための適切なツールです。
最初に、ローカリゼーションのアプローチ方法、スマートな計画方法、機能的な失敗を避ける方法を把握しましょう。以下のソフトウェア ローカリゼーションのベスト プラクティスで概要をご覧いただけます。
ローカリゼーションとは、特定の地域や市場に合わせて製品やコンテンツを調整する作業です。ソフトウェアをグローバルに展開するには、現地の法的要件やデータ コンプライアンスに準拠し、現地で広く使われているデバイスやテクノロジーの傾向に沿うよう、言語や文化、場所を問わず、ユーザー インターフェイス、単位系、グラフィック、ナビゲーションなどの主要機能を対象市場向けに調整する必要があります。
2020 年 9 月に実施された CSA Research の「Can't Read, Won't Buy (B2B 編)」によると、ユーザーの 70% が自身が話す言語版がないソフトウェアは購入しないと答え、ユーザーの 80% が現地語によるサポートのないソフトウェアは購入しないと回答しました。このように、ソフトウェアやアプリの適切なローカリゼーションはこれまでになく重要となっています。適切に翻訳された製品にはブランドの価値を高め、対象顧客の母語で有意義な交流を生み出す力があります。また、エンド ユーザーのデジタル エクスペリエンスが向上するため、サイト全体としてのパフォーマンスも高まり、顧客満足度の向上にもつながります。
突き詰めれば、ローカリゼーションはユーザーの満足度を高めるための重要な要素の一つと言えます。
Standish Group による推計:
競争の激しい現在のソフトウェア市場では、ローカリゼーションを行うことでマーケティングの適合性を高め、より多くのユーザーにより大きな価値を提供し、最小限の追加リスクで ROI を向上させることができます。
世界のソフトウェア市場は 5 千億ドル規模を超えており、分野を問わず拡大傾向にあります。
ローカリゼーションにはさまざまな考慮事項があり、中にはすぐには思いつきにくいものもあります。必須要件をいくつかご紹介しましょう。
アプリ ローカリゼーションとは、アプリを特定の市場向けに調整して仕上げるプロセスです。多くの場合、対象となる市場の文化や言語の嗜好に合わせてアプリのインターフェイスや機能を調整する作業が伴います。
モバイル アプリ ローカリゼーションの目的は、以下のようなアプリに仕上げることにあります。
アプリ ローカリゼーションを実施することで、何百万、何千万を超える潜在的なユーザーとの接触機会を得ることができます。アプリを本当の意味でグローバルに展開したいなら、これは避けて通れません。
アプリのローカリゼーション プロセスはソフトウェア ローカリゼーションと同様ですが、インターフェイスの制限などの制約があるため、課題が多くなります。
ソフトウェアをデザインするにあたり、開発者はデスクトップ版に先立ってモバイル アプリとしてデザインすることがよくあります。スケール ダウンするよりもスケール アップするほうが融通が利くためですが、これは、デスクトップ ソフトウェアでユーザー エクスペリエンスに大きく貢献する中核的な要素をモバイル版に適応させるのが難しい場合があるからです。アプリの開発とローカリゼーションを先行させることで、エラーや遅延の発生を抑えるのに役立ちます。
アジャイル ローカリゼーションとは、短く小規模なコードを短期間で繰り返し開発およびテストするアジャイル ソフトウェア開発に、ローカリゼーションを組み込んだプロセスです。アジャイル ローカリゼーション プロセスでは、翻訳は開発段階にある中で行われ、各段階での成果物として提供されます。ローカリゼーション チームは、ソフトウェアの更新があるごとに、開発者によって製品に導入された変更点のローカライズ作業を並行して実施します。
このようなアプローチを実施するためには、文脈があいまいでコンテキストが不明な断片的なテキストにも対応可能な、深い専門知識と豊富な実績を持つ翻訳者が不可欠です。また、開発環境と GitHub などのコード レポジトリ、翻訳・ローカリゼーション プラットフォームとの緊密な連携も求められます。
アジャイル ローカリゼーションでは、公開されたローカライズ版ソフトウェアをエンド ユーザーがすぐに使い始めることができるため、開発サイクルの初期段階で有意義なフィードバックを得ることができます。また、ソフトウェアやローカリゼーションのテスト工程が開発プロセスに組み込まれるので、質の高い製品を短期間で完成できるようになります。
ソフトウェア ローカリゼーションについて少しご理解いただけたところで、グローバル ローンチを確実に成功させる方法を見ていきましょう。
1. ローカリゼーションを考慮して設計しましょう。
スケジュールの遅れやコスト超過を最小限に抑えるためには、最初からローカリゼーションを念頭に全体のプロセスを設計します。ローカリゼーションや翻訳の問題が発生しないような設計のソース コードと構造を取り入れる必要があります。
ベスト プラクティスをいくつかご紹介します。
2. 訳文が原文より長くなることを考慮に入れましょう。
他の言語に翻訳すると、文字の幅や文字列の折り返しなどの可能性により、語句全体の文字数が著しく増減することがあります。少なくとも 30% 長くなっても対応できるように設計しておきます。
翻訳の問題を最小限に抑えるための条件は次のとおりです。
3. アイコンの使用に注意しましょう。
アイコンは翻訳の必要性が少ないため、コスト削減につながります。しかし、記号によっては世界共通ではなく、受け取り方に偏りのあるものもあります。たとえば、米国で一般的な郵便受けの形は、他の文化圏では必ずしも正しく理解されない場合があります。
デザインを始める前に、画像について調査し、結果によってはその使用を避けてください。
4. ソフトウェアがローカライズ可能かどうかをテストしましょう。
ローカライズ可能かどうかをテストする方法の一つとして、ローカライズ可能なテキストを、自動生成されたダミーの訳文に置き換える「疑似ローカリゼーション」があります。この方法は、翻訳作業に進む前に潜在的な問題を洗い出すのに役立ちます。
5. 疑問や懸念がある場合は専門家に確認しましょう。
ローカリゼーション サービス プロバイダー (LSP) から得られるインサイトや最適化されたプロセスは、時間の短縮、コストの削減、リワークの低減につながります。プロセスの早い段階で問い合わせておくことで、ローカリゼーションに対応した開発を進めることができます。
ソフトウェアまたはアプリのローンチの準備ができたら、対象市場での販売促進用にローカライズ版のデジタル エクスペリエンスを制作して、顧客へのリーチをさらに拡大できます。
非常にシンプルなモバイル アプリから複雑なマルチユーザー システムまで、どのようなソフトウェアでも、ローカリゼーションの基本を押さえておくことでメリットが得られます。しかし、戦略に着手する前にすべての開発者が知っておくべきことがさらにいくつかあります。
ソフトウェア ローカリゼーションに関するさらに役立つヒントとベスト プラクティスについて、当社の専門家までお問い合わせください。